魔境状態のSNSについてどうするべきかとはよく考える。
魔境状態のSNSについてどうするべきかとはよく考える。
さーて、土曜日の午後にはニュースレターを書く習慣が身についてきたかなという感じである。図書館に行ってニュースレターを書いたりとか自宅でコーヒーを飲みつつ書いたりなどそれなりに充実した趣味としてやることができている。
このニュースレターの目的がなんだろうなーというのは僕自身よく分からない。ニュースレター書きたいという欲求に従ってただただ書き始めたら、それが習慣化してししまい、毎週土曜日に2時間ほどかけてゴリゴリと長文を書きまくってるのである。
ブログを書くにしてもそうなのだが、僕にとってはものを書くというのは遊びの一環であり、頭の中でモヤモヤしてることをキーボードを通じて出力してるうちにまとまってきて、自分が何を考えているのか分かるという現象が面白いのである。
このSubstackにしてもそうなのだが、随分とエディターの書き味というのが気持ちよく、やっぱり執筆を行うための環境を整えるというのも重要なのであろう。
何か芸事を始める時に道具から入るというのも悪くない戦略である。パソコンでのライティングを行うための環境としては、次のような書く機能以外は削ぎ落としたミニマリストのためのライティング専用ツールを使うのも悪くない。
stone(ストーン) - 書く気分を高めるテキストエディタ
ローカルで書く環境としてはこちらのエディターを使ってみたいなと思うのであるが、ブログの方の執筆環境にしても、実のところ執筆体験としてははてなブログよりもnoteの方が書き味は使いやすいのである。
そこんところはもうちょいはてなブログ運営にも改善してもらいたいなと思うところである。やっぱりnoteとかSubstackみたいな書きやすいエディターで書き物をするのは気持ちいいものであるし、日々の執筆環境としてはそういう良いところでやってみたいなと思うところである。
今週のひとことエッセイ
英語を勉強したいなーというのは昔からずっと思ってることであり、思いついた時に英語学習を開始しては挫折するというのを20代の頃から何度も繰り返している。
最近は1日5分程度だけDuolingoを使って英語のレッスンを行うということを完璧に習慣化することに成功しており、この調子で日常生活の中に何か英語学習の習慣も組み込むことはできないものかと考えた。
困った時のChatGPT君である。彼に相談してどんな風にして英語学習を進めていけば良いのかというのを壁打ちしてみた。
英語というのはどんな教材を使って勉強するのか? というより、勉強習慣を毎日継続してきちんと続けることが重要であり、語学に関しては普段から勉強する時間を作ってないと、その言語を使えていても技術がどんどん錆びついて使えなくなる。
基本的にはリーディング・ライティング・リスニング・スピーキングをバランスよく勉強してそれぞれのスキルを伸ばしていけばいいのだが、いかんせんフルタイムで働いてる人間には勉強をする時間がない。そんな中でどんな風に勉強したらいいか考えた。
リーディングについては、仕事の情報収集で使うサイトを英語圏のサイトを使えば良いのではないかと思う。僕はプログラマだからTechCrunchとかHacker Newsを使って技術情報を収集して、それをDeepL翻訳で分からない単語を調べながら読んでみたらいいのではないかと思った。また、暇つぶしに読むサイトをSimple English Wikipediaにするのもいいだろう。
リスニングについては、ChatGPTによるとBBC Learning Englishの「6 Minute English」を使うのが良さそうだ。こちらについてはSpotifyでもpodcastを提供しており、週一回更新されるので帰りの車の中で繰り返し聞いていると勉強になりそうだ。
BBC Learning English - 6 Minute English
ライティングについてはChatGPTと英語で壁打ちするのが良いだろう。彼はいいやつなので、24時間いつでも英語の練習相手になってくれる。適当な雑談をしたい時に、Easy Englishで返答してとお願いしたら、無限に英語の勉強をすることができる。
あとは課題としてはスピーキングをどうするのかーということなんだよね。こればっかしは英語を話せる相手を探さねば練習もできないことであるし、英語学校でも行くしかないのかなって気もする。まぁ、英語に関しては習慣をとめないことが重要なのでぼちぼちとやっていく。
今週のネットニュース振り返り
トランプ復活ほぼ確実? まじでどうするんだろうね?
トランプ復活ほぼ確実?「もしトラ」で日本が襲われる3つの悪夢とは | 今週もナナメに考えた 鈴木貴博 | ダイヤモンド・オンライン
この「もしトラ」という用語の使い方については、ポッドキャストの「ニュースコネクト」で塩野誠さんが言ってるのを聞いたのだけど、「もしトランプがもう一度大統領になったら」という過去のドラッカー解説本のパクリである。どうも情報収集が強いビジネスパーソンの間では使われてる言葉であるらしい。
トランプに関しては、共和党の候補選は確実にトランプだろうと言われてる。そして、大統領選の予想でもバイデンV.S.トランプというのは今んところトランプ有利である。高齢で健康問題で不安視されてるバイデンよりもトランプが大統領になっちゃうかもねとのことである。
実際まぁ、本当にまたトランプがアメリカ大統領になったのなら、グローバルな全世界で影響が出まくることは確実であり、日本もタダじゃ済まない。
以前、トランプが大統領だった時にも、自国第一主義でアメリカ軍を駐留させてる国からみかじめ代を払えみたいな交渉をしてたので、日本のような国防をアメリカ軍との同盟で保ってる国は状況が変わってくるだろう。
ウクライナ戦争へのアメリカの支援は、トランプが大統領になったらあっという間に絶たれるだろう。今でもねじれ議会でウクライナへの支援は遅れてる状態ではあるが、トランプが大統領だとロシアに取られた領土はそのままで終戦するしかなくなる。NATOとかその枠組みも大幅に変わるだろう。
中国と台湾の関係も変わってくるだろう。今はアメリカが台湾を支持してるから中国も迂闊に手を出せないという感じだけど、トランプが大統領になれば中国は即刻台湾を併合しようとするかもしれない。
特に台湾と中国の関係については、戦争が発生したら台湾に近い沖縄に住んでる僕もタダじゃ済まない。まじで、「もしトラ」についてどうするかは喫緊の課題だよ。
SNSは魔境状態であるけど、どうしたもんかと思うよ。
小川哲「今のSNSは主張なき人々の極論がインフレする魔境状態」 | 日経BOOKプラス
上記の文章を読んで「なるほどねー」と思った。僕もちょっと前から主張してることであるけど、現在のSNSの状況というのは、ちょっと失敗した人に対してみんなで器用に石をぶつける大喜利をしてる状況であり、まともな感性を持ってる人なら違和感を感じて当たり前である。
こういう僕の主張については宇野常寛氏の「遅いインターネット」からの受け売りであり、確かにそうだなと思ったので僕も色々とSNSの状況について考えるようになった。こういうSNS魔境状態について考えているのは僕だけではなく、同時多発的に世の中のいろんな人からその問題について語っているのを聞くようになった。
インターネットを使って情報発信が簡単にできるようになったけど、どうも承認欲求というのは簡単にコントロールできないぐらいに強い欲求のようであり、承認欲求に振り回されてメンタルヘルスを崩してる人はたくさん見かける。
そういうことを考えて僕はXであるとかマストドンのような短文SNSを使うのをやめてみた。そしたら本もたくさん読めるようになったし、メンタルヘルスも安定するようになったので、SNS断ちはいいことずくめである。
今では情報発信についてはブログとニュースレターだけでやっているのだけど、これで書く欲求については満たすことができてるし、ほどほどに承認欲求も満たすことができている。人間が日常生活の中で満たす承認欲求についてはこんなもんで十分なのだなと思う。
最近「クラフトインターネット」なる用語も流行っているけど、繋がりすぎて質の低い情報ばかり流れてるSNSを離れて、しっかりと読んだり書いたりするインターネットの仕組みというのは考えねばならぬかと思うのだよ。僕がニュースレターでやろうとしてるのもそんなことを考えてだったりする。
今週の一曲
今週の一曲はOfficial髭男dismの「SOULSOUP」
ヒゲダンについてはそれほど聞かないんだけど、今回、スパイファミリーの劇場版を見てきたので、SOULSOUPについてはよく聞く。
華やかで花があるなーと思う。そこまで陽キャな感じの曲って好きじゃないんだけど、これはいいなと思った。
それでは良い週末を。
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