AI時代に入って情報発信についても過渡期だね。
AI時代に入って情報発信についても過渡期だね。
なんじゃろ。文章の書き出しで愚痴を書く癖は改めた方がいいよね。どうも、ブログでもニュースレターでも基本的な書き方がフリーライティングなものだから、悩み事がある時は文章の書き出しも愚痴になるのである。
さーて、旅行に行ってきた。とりあえず温泉に入り、美味いものを食べ、変わった風景を見てきた。さまざまな変わった経験をするというのはいい事だ。人間は経験により成長をすることができる。
しばらくは沖縄でまた稼がないとならないかな。僕は稼ぎのたいしてない人間であるから、旅行とかすると明らかに貯金通帳が目減りするからね。旅行をするために有給も使い、そして苦労して飛行機や宿なども予約して旅をしてるのだから、楽しめる旅をしなければならない。
正直まぁ、しばらくは旅はもういいかなという気分になっている。旅から帰ってきた後にメンタルダウンを起こしてしまい、回復するまでに1週間ばかし掛かっている。これを書いてるのは金曜日であるけど、あまりにも疲労が激しすぎてまた有給をとって体を休めている。
沖縄から内地に旅をしようと思うとどうしても飛行機を使わねばならぬからな。東京に行くのでも片道3時間も座席に押し込まれないとならないし、そこからまたどこかに新幹線などで移動しようと思っても、半日以上は移動で時間を費やさねばならぬのである。
内地への移動でそこまで消耗しなくても、沖縄でどこかの那覇のシティホテルに宿泊して、近場で旅行してしまうというのもありだろう。一度はオフシーズンに恩納あたりのリゾートホテルへ数日泊まり込み、そちらでのんびりとリゾートを楽しむというのは悪くない。
とりあえずまぁ、普段の生活とは違う環境で寝泊まりして、そちらで変わったものを見たり、美味しいものを食べるのはストレス解消になる。たまには旅に出て違う枕で寝てみるのもなかなかに人生の楽しみだ。
今週のひとことエッセイ
僕は自分の肩書きとしては「雑文書き」を名乗ってるけど、世間一般からの自分の立場の見え方というのは「ブロガー」であろうと思う。僕がネット空間で主にやってるようなことといえばブログを毎日書いている人という認識であると思う。
最近、ブログの毎日更新でも2800日連続更新をしてしまったのだけど、まぁ、我ながらなんでここまでブログを毎日更新することに執着してるのかよく分からぬ。一言に2800日とはいうけども、8年近くも休まずにブログを更新し続けてるのであり、その執念というのはちょっと自分でも意味があんまり分からない。
ブログの毎日更新というのも功罪色々とある感じであり、毎日更新についてはコンスタンスに毎日その人の書いた記事を読めるというのはありがたいかもしれないけど、その分書いてる内容に関しては薄味になってしまう。気をつけなければ毎日の記事がすぐにワンパターンでマンネリになってしまうし、毎日更新で質の高い文章を維持し続けるというのは至難の業であろう。
この、文章の執筆のペースというのは最近の僕の悩み事である。ブログにしてもニュースレターにしてもそうなのであるが、どうやら僕は一度これをやるというパターンができてしまうと、マイルールを覆すことが容易ではなく、自分でも大したことを書いてないなという自覚があったとしても定期的に書くことをやめられないのである。
とりあえず質の高い記事を書くための練習でもするかーということでニュースレターを始めてみたが、結局週刊連載にこだわり、旅行期間中でスケジュールがない時でも無理やり記事を書き、その結果質の低い文章ばかりになってるのではないかと気にしてるのである。
ひょっとすると、ニュースレターに関しては不定期連載にすることはあるかもしれない。質が高い文章を書く練習をしようと思って始めた習慣ではあるが、またしてもブログの毎日更新と同じような罠にハマり、ルーチンでマンネリした文章を書いてしまいそうになってる。
ちょっと、ニュースレターに関してはブログと違い、スケジュールが忙しくて時間がない時は休むことを頑張ろうと思います。すいませんが、ご了承ください。
今週のネットニュース振り返り
Web広告の行政処分は僕も必要だと思う。
メタの投資広告、半数以上が著名人なりすましか 1位は森永卓郎氏、2位に堀江貴文氏 - 産経ニュース
“なりすまし詐欺広告”に対するMetaの声明に前澤友作さんら怒り心頭 「行政処分を出すべき」 - ITmedia NEWS
ホリエモンにせよ、前澤友作氏にせよ、僕は彼らはそんなに好きな人物ではない。しかし、この件では全面的に支持する。MetaのWeb広告が酷すぎるからである。
ちょっとInstagramの広告などをちゃんとみたことがある人はいるだろうか? 記事の中で前澤友作氏が指摘している通り、投資の詐欺広告がバンバン出てくる。しかも、実際の著名人の名前を利用した詐欺広告であり、報道では実害も発生して騙されて多額のお金を巻き上げられた人も出てるとのことである。
この件についてホリエモンや前澤友作氏がMetaへ改善を訴えたところ、Metaの声明としては「詐欺広告は社会全体で対応すべき課題だ」とのことである。
自社で出してる詐欺広告に対して、なぜか「社会全体」で対応すべきと他人事なのであるが、どうもGAFAMのようなプラットフォーマーのプライバシーや誹謗中傷への対策というのは前々からこのような距離感がある感じ。
直近でもGoogleマップでの誹謗中傷の書き込みに対して、複数の医療機関が団体で集団訴訟を行っているが、プラットフォーマーはその問題がマスコミに取り上げられるような社会問題になるまでは、個人の訴えに関しては黙殺しようとしてくる。
Web広告に関してはMetaだけに限らずGoogleアドセンスなどもほんと酷い。この辺りというのは日本でも行政がちゃんと取り締まって、被害者の泣き寝入りを無くすようにしないとならないと思う。
AIを使ったニュース要約は便利であるけど、ちゃんと引用元にも利益を還元すべき。
【スクープ】グーグルが日本のマスコミに「宣戦布告」か…新聞社に突きつけた「不平等条約」の中身と「AI記者」驚愕の実力(週刊現代) | マネー現代 | 講談社
僕は朝イチで出勤した後に、Googleが出してるAIチャットbotの「Gemini」に「今日のニュースヘッドラインを教えて」と質問することがある。
Geminiは本当に今日のニュースに関していろんなメディアのソースからちゃんと情報を取得してきて、今日のニュースヘッドラインのちゃんとした情報を出力してくれるのである。この機能に関しては、ニュースの消費者としての僕は大変重宝してる機能である。
しかし、上記の講談社の記事によると、Googleニュースのショーケースに掲載するためには記事をAIの学習教材として認めねばならないということである。そして、Googleでその記事を検索した場合、検索結果にAIの要約でニュースの内容が出るようになってるとのことだ。
これは、確かにGoogleでニュースを検索した時に、わざわざリンク先のニュース記事を読まなくとも短時間でニュースの内容を把握できるので便利である。しかし、そうすると誰もメディアのWebサイトに行って記事の原文を読まなくなり、そうなるとメディアや出版社などの広告料やペイウォールでの収益源が絶たれることになる。
そういうことに反発して、海外のニューヨークタイムズなどの大手新聞社は、AIで記事を学習することを禁じて、そして著作権違反でOpenAIなどのAI企業を訴えているとのことである。
このことに対して僕は、消費者としてはAIで記事が要約されてすぐに分かるのはありがたいのであるが、それは社会全体の長期的な利益にはならないだろうなと思うのだ。このような感じでAI企業のみが情報を吸い上げて、一次ソースの記事などを書いてる記者やブロガーなどに利益が還元されないという状況は、行き着く先は誰もオリジナルで情報発信をすることを辞めてしまうという不毛な状況だからだ。
AI時代に入りつつあるけど、ちゃんとしたルールを決めて、情報発信者の著作権や利益を守るようにしないとサステナブルな世界にならない。この辺りは今は過渡期ということであろう。
今週の一曲
今週の一曲は 藤原さくらの「春の歌」
オリジナルはスピッツであるが、藤原さくらさんがアレンジしてるこの楽曲がものすごくポジティブな感じで気持ちいい。
スピッツも好きではあるけど、彼らの難しい歌詞を女性ボーカルで爽やかに歌い上げると、なんか印象が柔らかくなって好き。
それでは良い週末を。
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