自分自身で「知る権利」というのは守らないとならない。
自分自身で「知る権利」というのは守らないとならない。
最近は週末の病院通いが多くて、ニュースレターを書く時間を圧迫してる。銀歯が取れてしまい歯を治療しないとならなかったり、耳鳴りの治療のために耳鼻科に通うこと。母親のものもらいの治療の病院通い並行して発生しているという感じである。ここんところ毎週週末は病院であり、余裕のある休日がない。
来週土曜日が朝から晩まで予定でびっしりという感じであり、流石にニュースレターを落とすかもしれないなぁ……。まぁ、無理そうだったら来週はお休みの報告のみになるかもしれません。
まー、とりあえず明日の日曜日はなんの予定もない休日であるので、図書館に缶詰になって書き物を集中的にやる一日にしよう。図書館の本も読まねばならぬし、よそのブログに寄稿するためのエッセイも書かねばならない。時間的余裕がまったくないんだよね。
一銭にもならない遊びの書き物でここまで時間を使ってるというのも、考えてみたら不毛な話ではあるのだが、僕自身というのはものを書いてる時は面白いので苦とは思っていない。
もの書くことというのは僕にとっては遊びである。精神的なプレッシャーを感じるぐらいならそもそも書くのをやめるだけなのだ。普段の生活から書いて書いて書きまくる生活という感じであるので、そんな感じの生活が自分のナチュラルである感じではある。
ものを書く趣味でマネタイズをしたのなら、わりかし良い稼ぎになるかもという邪な考えも発生するけど、今のところはこのニュースレターに関しては有料化する予定はない。
でも、良い投げ銭ができるニュースレターのパーツなどがあるんであればそちらを組み込むぐらいはするかも。ニュースレターに関しては感想を書いたりとかレスポンスを貰える動線みたいなものがほとんど存在しないので、軽くカフェ代とか書籍代の足しぐらいにするために投げ銭ができるweb拍手のようなwebサービスのリンクぐらいは置いといてもいいよね。
今週のひとことエッセイ
最近は僕は技術的に何かを色々と開発する趣味にお熱である。ひとまずブログの方でも紹介したけど、Scrapboxからはてなブログに直接投稿できるTampermonkeyのユーザスクリプトを開発した。
Scrapboxからはてなブログに直接投稿する「Scrapbox to Hatena Blog」を作成した。 - 超メモ帳(Web式)@復活
いや、僕以外の誰がこんなスクリプト使うんだろうと思うぐらい需要が微妙なシステムではあるが、僕はScrapboxでブログねたも本文も書き溜めてるので、ショートカットキーひとつでScrapboxからはてなブログに下書き投稿できるこの機能は神機能である。
僕はまぁ、職業プログラマであるけど、自分自身があれば便利だなと思うシステムを、次々と開発してブログなりZennのような技術SNSなりで発表し続けたらどんなシナジーが起きるのかなというのは気になる。
今の仕事についてはひとまず食うためには仕方なく勤め続けてる感じであるけど、どうにも従業員の扱いが微妙であり、転職できるのなら転職してーなーという気持ちはいつも抱えている。
しかし、年齢的にももう40代でもあるし、特に優れた業績を持ってるという感じでもないし、無理して転職するのは路頭に迷う要因にもなりかねない。
いっそのこと将来的には独立して、フリーランスプログラマで食っていくのもありかなと思っている。今でも障がい者雇用で働いてる感じではあるけど、自分なりに働き方を加減しつつサボらずに働き続ければ、死なない程度に食えるかもしれないかと皮算用をしてるのである。
いずれにせよ、仕事を辞めるにせよ続けるにせよ、技術的な勉強をして個人のスキルを高め続けるのは、潰しの効く人材になるための重要な一手である。こうやって個人開発で作ったWebサービスやアプリについては、自己紹介ページの方にでもポートフォリオとして一覧して確認できるように整理しておく必要があるだろう。ちゃんと技術者として生きて、技術者として死ぬためには自己投資は重要だ。
今週のネットニュース振り返り
イーロンマスクは結局、Xをどうしたいんだろうか?
Xがまもなく「いいね」などの指標を非表示に、マスクが宣言 | Forbes JAPAN 公式サイト(フォーブス ジャパン)
Xの“いいね数”と“リポスト数”が非表示に──イーロン・マスク氏が予告 「どうしてもやりたかった」 - ITmedia NEWS
個人的な話ではあるが、僕は現状、Xやらmastdonのような短文SNSというのは全くみていない。単に時間の無駄であるばかりではなく、いつみても必ず誰かが怒っていたりとか不愉快な話題で興味をひこうとしてくるので、短文SNSは精神衛生のためにも見るのをやめてしまった。
なので、イーロンマスクがXをどうしようがあまり興味はないのであるが、この人の話題というのはつい追ってしまう。破天荒な人物であるのは知っているのだが、その行動の根拠というのを全く説明せずに無茶苦茶なことばかりやってるので、自分とは真逆の性質の人間の行動なので気になってしまうのである。
イーロンマスクは、テスラやスペースXなどで大成功をして世界一(最近転落してAmazonのジェフ・ベゾスに次いで2位らしいですけどね)の大富豪になった人物である。なので、ビジネスに対する嗅覚というのは確かだろうし、やってることには何か根拠があるんだろうなーとは思うのである。
しかし、Twitter買収からXに改名してその他諸々の施策については、現状のXの惨状を聞いていてもSNSとしてかなり荒廃してしまったと聞く。ライバルのThreadsやBlueskyに大量のユーザの流出を招いており、流石に本人から何をやりたいのか思惑ぐらいは知りたいのだが、それらしい情報というのは流れてこない。
いいねやリツイート数の非表示についてはInstagramでもやってることであるし、純粋なコミュニケーションを重視するSNSにするつもりなのか? と思いきや、インプレッション数は残すのだという。
俗にいう「インプレゾンビ」と呼ばれるような存在は、強い発言をしたりとかでひとまずアテンションを集めれば良いという感じになり、ますます匿名掲示板化を加速させるだけだと思うのだが、イーロンが理想とするSNSはそんな感じなのか?
イーロンマスクは将来的にはXを支払いから求人情報を探すのも全部できるスーパーアプリにするつもりなのだという。しかし、いつ見ても炎上ばっかりで匿名掲示板のようなSNSに、支払い関係の信用情報などは握られたくない。法人としての人格が全く信用できない感じであり、こんなところに金のことを任せようという人はいないと思うのだが。
という訳で、イーロンマスクという人物が何を考えており、何がしたいのかその行動指針のようなものが全く見えてこないのである。いっそのことイーロンマスクの伝記でも読んでみたら分かるのかねぇ。
NHKの独自コンテンツが新聞社の圧力により消される。
【内部文書入手】3月サイト一斉終了、デジタル職員を廃止!新聞協会に屈したNHK『デジタル化大撤退』|SlowNews | スローニュース
NHK独自記事がインターネットから消される? この新聞社の圧力がすごい【2024年版追記あり】 - フジイユウジ::ドットネット
これ、「ばっかじゃねーの」と思うことなのだけど、令和の日本でこんなことが起きてる。
「NHK NEWS WEB」というNHKがやってるデジタルコンテンツのサイトがあるのだけど、ここは割と使える情報ばかりというか、何か事件があったときにきっちりと歴史的な背景とか、政治的な流れについても整理してわかりやすい情報を無料で提供してくれるのである。
例えば、僕はイスラエルとハマスの戦争が起きた時にイスラエル問題についてはさっぱりと分からなかったのだけど、NHKが歴史的な背景からちゃんと解説してるこの記事を読んで理解した。
1からわかる!イスラエルとパレスチナ(1)パレスチナ問題ってなに?|NHK就活応援ニュースゼミ
こういう時事問題に対する解説記事ではものすごく使える資料をNHKが出していたのだけど、民間の新聞社各社が「商売の邪魔をするんじゃねえ!」ということで総務省に圧力をかけて、これらのNHKのデジタルコンテンツの廃止をしてしまった。
これ、端的に言っても大問題である。国民の知る権利を無視して俯瞰的な情報は新聞社が有料で出すデジタルコンテンツでないと見えないようにした訳である。確かな情報については新聞社に金を払ってペイウォールの向こうの情報じゃないと分からないようにして、金が払えない貧困層はちゃんとした時事の情報を得られなくても良いという判断である。
僕の情報収集でも流れが変わってしまい大迷惑してるのであるが、ちゃんとした俯瞰的に時事の情報などを取得したいと思うのであれば、新聞社に課金して毎日ちゃんと情報のチェックをするほかないかもしれない。日経新聞などはなかなかアンテナが広くて分析も的確で良いなと思ってるのだけど、いかんせん高い。
とりあえずまー、時事問題を定点観測するスポットについては僕も新しく探しなおそうと思う。NHKのデジタルコンテンツはなかなか良かったのだが、無料で国民に有益な情報を知られると邪魔になる一群というのは存在するらしい。
今週の一曲
今週の一曲はthe engyの「She makes me wonder」
the engyについてはあんまり聴いたことないんだけど、この「She makes me wonder」については良かった。
なんとなくやるせない感じのメロディがいい。随分と耳に残るし、聞き返したくなる。
それでは良い週末を。
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