政治とカネの問題は世につきまじ。
政治とカネの問題は世につきまじ。
12月も半ばであり、世の中はクリスマスお正月と金の吹っ飛ぶイベント2連発である。僕も甥っ子たちにお年玉をむしられる予定ですが、皆様につきましてはいかがお過ごしでしょうか?
それにしても今年の冬は暑い。沖縄では25度を超えるような日々が続いており、僕も室内では半袖で過ごしている。さすがに朝晩の風は冷たい感じであるけど、普通に半袖で過ごしていても問題なさそうな感じである。
こりゃ本当に地球温暖化の影響であろうか? 暖冬にしてもこれはちょっと暑すぎであり、これから先の季節というのが全部こんな感じだと世の中のいろんなものに狂いが生じてきそうな感じで怖い。農作物とか生態系に大きな影響を及ぼすであろうし、ニュースを見ていても熊の被害が増えていたりなどおかしな事件が増えている。
SDGsのようなサステナビリティを伸ばしていくための世の中の取り組みであるとか、日経ニュースなどを見ていても環境保全をビジネスにしてる企業が随分と増えてきたように思われる。やはり、これからも資本主義の社会を継続していくためには環境にやさしい取り組みというのをやらなければ生き残っていけないだろうし、そういうビジネスの潮流が本格的になっていくと思われる。
地球温暖化という話は、「本当にそうなのか?」と思うような遠い話に思えたけど、今年のような規格外の暖冬が発生してみると、実際に地球環境というのは変化し続けているのだなと理解させられる。
恒星間宇宙旅行どころか火星移住もまだまだ先のようであるし、人類は地球環境を保全するために全力を尽くさねばならぬのだろう。戦争なんかやってる場合じゃないね。
今週のひとことエッセイ
12月は僕は年賀状のためにイラストを描く季節である。なぜか知らないが昔から年賀状は手書きのイラストを描いて送るのが習慣になっており、今年も毎日30分ずつ毎日コツコツとイラストを描き続けてる。
ひとまず完成品については正月にブログの方で公開する予定であるけど、下書きは完成してるので、ニュースレターの方では年賀状イラストの進捗を報告しておこう。とりあえず今現在の作業の進捗としてはこんな感じである。
うちの子の根神玲と守屋真輝である。いつもは東方キャラで年賀状イラストを描いているが、今年は玲と真輝の巫女装束でまとめてみた。
それにしても最近は全くイラストを描かずに一年も過ごしてしまったので、絵が描けなくなってるんじゃないかと心配だった。ひとまず下書きを仕上げてみた感じでは、そこまで技術力は低下はしてなさそうである。下絵は描いたので、ペン入れを行なって線を整理して、色塗りやって、背景はAIに神社っぽい画像でも生成させて組み合わせてみよう。
僕が絵を描く趣味に関しては、完璧に純然たる趣味である。これで何か利益をえようという考えもないであるし、自分の手で何かしら思いついた風景やキャラクターをかけたら面白いなぐらいの単純な欲求を満たすための行動だ。
来年はまぁ、2~3枚ぐらいはイラストを描いてpixivにでも投稿できたら嬉しいなと思う。最近は1次創作の熱が強くて、オリキャラの玲と真輝とか、これからのシリーズの続編「オンミョウデザイア」で出てくる新キャラの土御門美弥とか石動莉那、「イヌガミギフテッド」の石動夕夜くんの新イラストとかを量産して、イベントごとに何かイラストを投稿できたらいいなと思う。
まぁ興味のない人には全くつまらん話をしてるけど、僕の人生の目標というのは「晴耕雨読で仕事をやりながら創作活動を続けること」であるので、こうやって地道に創作活動の腕が鈍らんようにすることというのは重要なのである。こうやって作品を作る技術については歳をとると勉強しにくくなるだろうし、今のうちに技術を磨くのもやっておくのは重要である。
今週のネットニュース振り返り
Googleがインターネット世界をどのようにしていきたいのか方針がわからない。
YouTube上では詐欺的広告動画がまん延しており、YouTubeはその存在を把握しているにもかかわらず削除対応に応じないとの指摘 - GIGAZINE
ネット広告は「みんなに見てもらう」から「見たくないなら金払え」になってしまってなんだかなってなる話…『にぎやかな未来』の世界に来てしまった - Togetter
個人的な話であるが、今、僕のブログに星野ロミの顔写真がついた「漫画村を作ろう」という広告が出てたので、Googleアドセンスの広告管理センターでブロック措置をしてきたところである。
僕のブログでは毎日10分ほど時間をかけて、表示されてる広告を選定する作業をしている。Googleアドセンスの管理画面には表示する広告を管理する画面があるので、そちらで下品な漫画であるとか、センシティブな画像を使ってクリックさせようとする広告をブロックするようにしている。
なんでかというと、Googleアドセンスで出てくる広告というのは無放置にしていると、非常に醜い画像ばかりの広告だらけになるからである。僕の個人的な考え方であるけど、他の人のブログを見るときも広告で何が出ているのか見て、無放置状態だったらその人はあんまり読者がどう思うかに興味がないと判断する。
Youtubeにしてもそうなのだけど、本当に下品でうんざりするような広告で興味を引こうとしている業者が多い。このようなネガティブな感情を持たれると一時的にはアクセスは稼げても、商品をリピートする客はいないだろうから逆効果だと思うのだけど、おそらく広告代理店などがPV数などを稼げれば良いという安易な判断でああいう下品な広告が増えてるのではないかなと思う。
インターネット広告の最大手といえばGoogleのアルファベットだけど、冒頭の方のリンク先でも言われてるような詐欺広告を放置してどうするつもりなのか問い詰めたい。
Googleといえば元々「don’t be evil」という標語を掲げて、インターネットをもっと使いやすくすることを企業理念にしてたはずであるが、近年の行動はevilさが目立つ。フリーミアムのビジネスモデルを継続するには広告というのは重要であるので、ちゃんとしてもらわないと困るところである。
自民党キックバック問題。政治とカネの問題は世につきまじ。
政治資金問題 安倍派に約5000万円のキックバック受けた議員か | NHK | 政治資金
政治問題のことでごちゃごちゃと口汚い言葉を使うことは好みではない。問題があるのなら問題があると認識して、そのことについて理路整然とただせば良いだけである。必要もないのに罵倒するような言葉を使えば相手も反発するし、周りから見てる人からも良い印象を持たれない。僕は政治関係の議論についてはこのような考え方を持っている。
自民党のキックバック問題であるけど、そのような問題が昔から行われていたというのは大問題である。今回このように問題が指摘されて白日の元に晒されなければ、これからも政治家が裏金を作るための方法としてパーティー券のキックバックが使われていただろうし、この問題が組織ぐるみのことなのか責任が誰にあるのかをしっかりと問わねばならない。
僕の自民党に対する認識としては「必要悪」のようなものであると捉えている。日本では長期的に自民党が安定して政権与党を握ってきた。そのため安定した日本の国家運用のノウハウというのは自民党が一番よく知ってるのだろう。
しかし、当然ではあるが、人間というのは権力を握ると腐敗するのがセットである。どれだけ当初は世の中をよくしたいという信念の元に始めた活動であれど、人が増えその中で権利調整が行われるようになると、その中では自分たちのグループの方に多くの利益を誘導しようとして悪どいことを始める人たちが出てくる。
そのために、国家のような大きなグループでは、組織を管理するための憲法や法律というのをしっかりと決めておく必要がある。まずは法の元による支配を第一と考えてやる民主主義を「立憲民主制」という。僕は今こそこの立憲民主制の精神に立ち返るのが必要であると思う。
政治家というのは国民から支持を受けた上で代議士として政治を専門でやる職業である。それが不正をして私腹をこやそうというのであれば即刻断罪せねばならない。政治権力を監視するためには市民一人ひとりが政治に対して興味を持っておくべきだし、そういう市民一人一人が政治に参加しているという意識を持ってるのが民主主義の根本的なところだろう。
与党の自民党がこういうことをしていたというのであれば、野党はしっかりと追及をすべきであるし、自民党も大きな政党であるから組織内で自浄作用によりしっかりと膿を出し切るべきであろう。国民もこういう事件があったということをちゃんと記憶しておき、また将来的に同じような不正が行われないようにメディアを使って政治家を監視してないとならない。
僕は政治関係に対するスタンスとしては、「こちらもちゃんとルールを守る代わりに、相手にもルールを守らせること」だと考えている。単なる権利調整ばかりが政治でもないし、きちんとした倫理観や理念を持たない政治議論というのは好きではない。
今週の一曲
今週の一曲は藤井風の「まつり」
藤井風はなんか陰のものだから好きである。僕自身、賑やかでワイワイした事柄であるよりは一人っきりで漫画や小説を読んでるのが好みであるという人間なんので、なんか藤井さんは同じ人間の気配を感じる。
藤井さんは割ととんがった歌詞を書きがちだけど、この「まつり」は穏やかで好き。
それでは良い週末を。
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